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アスベストとは、石綿(いしわた、せきめん)のことで、その名前のとおり、綿のように柔らかな繊維ですが、蛇紋岩や角閃石が繊維状に変形した天然の鉱物のこと。蛇紋石系(クリソタイル)と角閃石系(クロシドライトなど)に大別される。アスベスト(asbest)という言葉は、「消すことができない」あるいは、「永遠不滅の」という意味のギリシャ語に由来しています。
石綿(アスベスト)の繊維一本の細さは、だいたい髪の毛の5000分の1程度の細さで、火にくべても燃えない性質を持っています。
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どんなところに使われているのか。 |
| アスベストは、耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などの特性に非常に優れ安価であるため、日本では「奇跡の鉱物」などと珍重され、建設資材、電気製品、自動車、家庭用品等、様々な用途に広く使用されてきました。1970年代には、アスベストの6割以上が、石綿スレートを中心とする建材に使われていたのです。 |
| 何が問題なのか。 |
| しかし、空中に飛散した石綿繊維を肺に吸入すると約20年から40年の潜伏期間を経た後に肺がんや中皮腫の病気を引き起こす確率が高いため、2006年現在では「静かな時限爆弾」などと世間からおそれられている。アスベスト繊維を少し吸い込んでも、ガンになる可能性があり、たくさん吸い込めば、それだけ発ガンの可能性が高くなります。 |
| 日本では1970年代以降の高度成長期にビルの断熱保熱を目的などにアスベストが大量に消費されていたため、その潜伏期間が丁度終わりはじめる21世紀に入ってからアスベストが原因で発生したと思われる中皮腫や肺ガンによる死亡者が増加している。 |
2040年までにそれらによる死亡者は10万人に上ると予測されている。
また、アスベストが使用されたビルの寿命による立て替え時期が本格的に始まり、新たなアスベストによる被害が生まれてしまうのではないかと懸念されている。 |